博多湾に面したシーサイドももちには市立博物館や図書館をはじめ、海浜タワーとしては日本最大クラスの福岡タワーがそびえ、近くにはダイエーホークスのホームグラウンドで日本初の開閉式ドーム球場、福岡ドームもあります。
また博多港周辺はベイサイドプレイスとしてお洒落に整備され、港を眺めながら食事やショッピングができます。
古くから海上・陸上交通の拠点として栄えた門司港には現在も昔ながらの洋館が至る所にあり、街全体がレトロな雰囲気を漂わせています。ネオ・ルネッサンス様式の門司港駅・旧門司三井倶楽部、国際友好記念図書館等、異国情緒豊かな美しい街並みが広がります。
博多人形は、17世紀初めに正木宗七という瓦師が、趣味で焼いた土人形を、藩主の黒田長政に献上したのが始まりです。その後、中ノ子吉兵衛が息子の吉三郎といっしょに現在の博多人形の基礎を作り上げ、それ以来、数多くの人形師たちの手て育てられ、現在に至っています。粘土を材料にヘラで彫塑。できあがったら石膏型を取り、この型に粘土を中空にして練り込みます。型をはずして窯で焼き、胡粉を塗ってつや出しします。博多人形独特の白い肌合いはこうして生まれます。その後に彩色し、顔を描き上げてできあがりです。博多人形の種類は美人もの歌舞伎もの武者もの童子ものなどがあり、最近では伝統にとらわれない発想の新作にも意欲的で、ますます種類が多彩になってきています。