2006年度参加
私は今回の日韓海峡沿岸青少年交流に参加して、多くのことを学びまた多くの思い出をつくることができました。
まず、韓国で学んだ事は、文化の違いです。例えば食事のとり方など、今考えるだけでもきりがありません。具体的には、お箸がステンレスで、大きなお皿におかずをのせて皆で食べるなどです。この文化の違いは、元々知っていたこともあったし、実際行ってみてわかったことがありました。私は文化の違いを体感するうえで日本の良さもちろん韓国のよさ、また差も感じることができました。
また、思い出は本当にたくさんあります。なので特に印象に残った3つを書きたいと思います。
まず1つ目は、韓国の学校に行ったことです。中学校は既に夏休み中だったのでホストミスターのいとこの高校に行きました。教室に入ると日本人である私をみて、もの珍しそうにみられて驚きました。先生を含め生徒の方々がとても心が温かい人たちばかりでした!! 先生の提案で一緒に英語の授業をうけ、その中で英語で自己紹介もしました!! 私が帰るときは窓から名前を呼んでもらったり、日本語で“さようなら”と言いながら見送ってくれたのにはとても感動しました。2つ目は、韓国人のイメージがかわった、ということです。以前、何度か反日デモ等、韓国の人が行っている映像をニュースなどでみたことがあります。だから韓国の人は日本人が嫌いで怖い人達というイメージでした。しかし、実際は皆、フレンドリーで優しく思いやりのある人達ばかりでした!! 私達が困っている時はすぐに手助けをしてくれるし、いろいろ持て成してもくれて、本当に感謝しています!! 3つ目は、多くの友達をつくることができたということです。今回、初めて出会う人達ばかりだったので、行く前は不安でいっぱいでした。しかし、皆気さくに話しかけてくれたので日本人・韓国人の多くの友達をつくることができました。
最後に、ここで出会った友達そしてスタッフの方々のおかげで5泊6日の日韓交流を楽しく無事に終えることができました。皆さん本当にありがとうございました。
また、どこかで出会えるのを楽しみにしています。
2006年度参加
「日本の文化を知るにつれて、日本にどんどん興味がわきました。韓国と日本の私たち若い世代は、お互いにもっともっと仲良くなりましょう。」ホームステイ初日、高校3年生のお姉さんが真摯に語りかけてくれた。2日間という短い滞在だったが、大らかで温かいホストファミリーやお姉さんの学校の友だちと、食事したり民族衣装を貸してもらったり、お父さんの育てるデコポンを見に行ったりと、大変充実していた。
そして、その後の4日間の合宿も、かけがえのない貴重な体験となった。討論会では、日頃報道されている国際問題について比較的突っ込んで話し合ったり、互いの文化や生活習慣について疑問をぶつけ合ったりできた。また、皆でボートを漕いで海に出た時の爽快感は格別だった。日本に帰る前の日の夜には、キャンプファイヤーが行われた。輪になって全員と握手して回ったときは、一期一会という言葉の意味を実感した。
「礼」を重んじる国、とういうのが韓国についてよく言われる観念だが、必ずしも厳格なばかりではない。食卓での食器の配置には律儀である一方、床の上で女性はあぐらや脚を前に伸ばして座り、日本のように正座をする習慣はないなど、むしろ日本より寛容な面もたくさん発見した。考え方や生活も日本との相違点がいろいろあった。だが、海外旅行で日本人が自分以外いない所に行ったとき、日本人と一番心が通い合うのは韓国人だと通訳の方がおっしゃっていたように、韓国の人々はとても身近で、どこか懐かしかった。
この交流事業に参加して、韓国の人だけでなく、日本の人とも多く知り合えた。ここで学んだことは数多い。知り合えた友達をこれからも大切にしたい。そしていつかまた、韓国の地を踏みたい。
2006年度参加
この高校三年生の夏の六日間は私にとって忘れられない思い出となりました。
私がこの事業に参加しようと思ったのは、韓国の高校生の家へのホームステイのプログラムがあり、さらにその後の合宿では日韓あわせて100人近くの高校生との交流ができると知ったからです。
出発の前日、実は不安でいっぱいで、行きたくない、と思うこともありました。しかし、六日間の旅を終え、今はもっといたかったという気持ちでいっぱいです。一年生のときにこの事業に出会っていればよかったのに、と思うほどです。
わたしのパートナーのヒョンちゃんは、韓国が初めてで戸惑っていた私にいつも優しく声をかけてくれました。彼女がいなかったら、今あの家に帰りたいという気持ちもなかったでしょう。彼女は日本語がとても堪能で、日本の学生と韓国の学生の橋渡し役もすすんでやってくれていました。彼女のおかげで移動中のバスの中も盛り上がりました。今は本当に彼女や彼女の家族・友達への感謝の気持ちで胸がいっぱいです。
また、ほかの学生とも、三日間の合宿を通して絆が深まりました。こんなに楽しくて充実した三日間が送れたのは、このかけがえのない仲間たちがいたからだと思います。長崎の学生はもちろん、ほかの3県、韓国の学生と様々なプログラムを通して話す機会も多く、眠るのももったいないと感じるほど楽しい毎日でした。
この事業を通して韓国を実際に訪れ、普通の家庭で生活し、また集団生活を送ってみて、いままで知らなかった韓国の習慣を学びました。また、韓国の学生に質問され、当たり前だと思っていた日本の習慣についても再認識することができました。
この事業に参加できて本当によかったです。ホストファミリーのみなさん、スタッフのみなさん、そしてヒョンちゃんをはじめとするこの旅の仲間たち。本当にありがとうございました。この六日間は私にとって忘れることのない、一生の宝物です。
2006年度参加
今回の日韓交流では本当に多くのことを知り、そして学ぶことができました。実は、私は県庁でバスに乗った時から、しっかりやっていけるかとても心配になっていました。しかし、バスの中や港で、引率の方や仲間から話しかけてもらっているうちに少しずつ楽になりました。
いよいよ韓国に着いて、はじめに驚いたのは、建物の大きさでした。私は韓国に行くまでは、日本の方が、ずっと進歩していると思っていましたが、大きく間違っていました。その時、改めて韓国に興味を持ちました。ホームステイ先の友達は、1年上でした。とても大人っぽくて、格好いい人でした。言葉は通じませんでしたが、彼と会話したり、音楽を聞くこと自体が楽しい経験でした。また、ホームステイ中に行った陶芸店も興味深いものでした。食堂で食べた食事も大変美味しかったです。
修練院に着くと、さらにたくさんの友達ができました。ここでは、港で話ができなかった仲間とも話をすることができました。また、海洋体験では、楽しい時間を過ごし、買い物では、仲間と一緒にいろんな物を買えました。この頃には出発前の気持ちが嘘のように、楽しくて仕方がありませんでした。最終日のキャンプファイヤーは、とても楽しかったけれど、寂しくも感じました。最後に握手をして歩くときにはみんなへの感謝の気持ちで一杯でした。韓国での最後の夜はとてもにぎやかで、次の日の夜も、こうして一緒にいられるかのようでした。
私はこの事業に参加するまで、友達をうまく作れないとても内気な人間でした。でも、ここでたくさんの人と出会い、仲良くなれたことをずっと忘れずに、これからも新しい友達をたくさん作っていけたらいいと思います。そして、今回の仲間達とも、違う国や県、学校ではあっても、いつまでも友達でいることができたらいいと思います。