第3回目の実務者会議は、韓国釜山広域市で開催され、その会議の内容は下記のとおりです。
日時 | 10月7日(火)午前中 |
---|---|
場所 | 釜山広域市 釜山ユースホステルアルピナ(ジャスミンホール) |
内容 | (1)相互発表 (2)意見交換 (3)今後の進め方 |
ア 2008年度(平成20年度)発表テーマ
「農作物の病害虫防除対策」について、各県市道の取組について事例の発表を行いました。
イ 発表の概要
日本側からは、いちご(福岡県)、米(佐賀県)、アスパラガス(長崎県)、キャベツ(山口県)の病害虫防除対策について、環境にやさしい資材を用いた栽培方法について発表を行いました。
また、韓国側からは、米ぬかを、いちごの天敵を利用した防除など(全羅南道)、卵黄油を用いた施設野菜の防除(慶尚南道)、無農薬防除モデルの作成と配布(済州 特別自治道)、施設トマト・きゅうりの天敵生物利用防除技術(釜山広域市)について、発表がありました。
ウ 意見交換
2009年度(平成21年度)は、山口県山口市で開催されることになり、日本側幹事が山口県、韓国側幹事が済州特別自治道となりました。
日時 | 10月7日(火)午後 |
---|---|
視察場所 | 親環境米貯蔵施設、賀落(カラク)農協米殻総合処理施設、江東(カンドン)施設園芸試験場、江山蘭院(個人農家) |
日時 | 10月7日(火)14:00~ |
---|---|
場所 | 釜山広域市 金海(キメ) |
内容 | 廃トンネルを用いた親環境米の貯蔵施設で、施設の建設については、国、道、市郡が協同で事業を行っており、一年中、気温と湿度を一定に保つことができます。 |
日時 | 10月7日(火)15:10~ |
---|---|
場所 | 釜山広域市 賀落(カラク) |
内容 | 米の大規模処理施設で、廃棄物として出た籾殻は炭にし、抽出液を防除資材として利用(販売)しています。 |
日時 | 10月7日(火)16:00~ |
---|---|
場所 | 釜山広域市 江東(カンドン) |
内容 | 国内に4つある国有の試験場の一つで、施設園芸の試験場です。石炭を利用した暖房機や、大型のガラスハウスを設置しています。 |
日時 | 10月7日(火)17:00~ |
---|---|
場所 | 釜山広域市 |
内容 | 洋ランを2,800坪という大規模面積で栽培しており、栽培だけでなく、品種の開発も行っています。 |