行事 | 内容 |
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秋吉台の概要学習 (秋吉台エコミュージアム) |
五感をフルに使った体験コーナーや、実際の化石で楽しみながら、秋吉台の地形、歴史、自然環境と生態系について学習。 |
自然環境保全活動発表〜意見交換会 | 子どもたちによる自然環境保全活動の発表と意見交換会により、自然環境保全の重要性の理解と学習を通じた交流を行った。 |
秋吉台エコミュージアムに集まった8県市道の子どもたちには、館長から5個1組の化石セットがプレゼントされました。これを用いて、化石のできるしくみや、石灰岩に含まれるフズリナ(単細胞の原生動物の仲間)の化石の違いにより、石灰岩のできた時代を決めることができることなどを学びました。
夕食後、各県市道ごとに、日頃の自然環境保全活動を発表しました。プレゼンテーションソフトを使用し、同時通訳によるわかりやすい説明で、お互いの活動について学びました。
その後、8県市道1人ずつからなる8つの班に分かれ、お互いの取組みの紹介や意見交換等を行いました。
行事 | 内容 |
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ラムサール条約登録地秋吉台地下水系見学(秋芳洞) | 入口→エレベーター出口まで、美祢市公式ガイドの説明により見学。大鍾乳洞の不思議な造形とその仕組みを理解した。 |
カルスト台地見学(秋吉台展望台) | 美祢市公式ガイドの説明により、展望台から秋吉台を見学。秋吉台の美しい風景と不思議な景観とその仕組みを理解した。 |
カルスト台地・化石学習(秋吉台科学博物館) | 館内展示の見学、学芸員の指導による化石採集体験を行った。 |
洞窟探検(景清洞) | 鍾乳洞の探検体験と珍しい生物の理解を行った。 |
意見交換会 | この事業に参加した感想や学んだことなどの意見交換を行い、事業についての理解の促進と交流を図った。 参加したみなさんの感想文はこちら |
2日目は、秋芳洞の見学から始まりました。ガイドの方の解説を聞きながら見学し、洞窟内に色んな珍しい生き物がいると知ったこと、鍾乳洞の不思議な造形に驚いたこと、洞窟の中がひんやりして気持ちよかったことが印象に残ったようです。
洞窟を出た後、秋吉台を見学しました。濃い緑に青空が広がり、夏らしい景色を堪能しました。
次は、化石採集体験です。化石が含まれた石をハンマーで割り、出てきた化石の種類や年代などを学芸員さんに判定してもらいます。自分が見つけた化石を持って帰ることができ、良い記念になりました。
昼食後、洞窟探検へ。景清洞は、奥が照明や舗装路のない探検コースで、照明付きヘルメットに長靴の装備で入ります。
腰をかがめるほど天井が低くなったり、水たまりの中を歩いたりします。どんどん奥に進みましたが、数日前の大雨の影響で洞窟内の水かさが増し、長靴よりも深くなっていたため、最後まで行くことはできませんでした。
途中で、みんなが1か所に集まり、ヘルメットの照明を一斉に消す、1分間の暗闇体験を行いました。自分の体さえ見えない暗闇の中に無言で立っていると、周りの世界が無くなってしまったかのようです。洞窟探検家にとって、暗闇は、全く動けなくなってしまうとても恐ろしいことだというお話が、実感できました。
宿に帰って、今回の事業に参加した感想文を書きました。夕食後、この意見を班のみんなで見せ合い、班の意見や感想をとりまとめて発表を行いました。
他の人たちの自然環境活動が勉強になったこと、洞窟探検がおもしろかったこと、言葉が通じない相手との交流が楽しかったことなど、いろんな意見や感想が集まりました。